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ゴールデンミャンマー、ヤンゴン~マンダレー線を増便

記事の概要

ミャンマーの格安航空会社ゴールデンミャンマーエアラインズは現在1日1便であるヤンゴン-マンダレー線を1日2便に増便すると発表した。

同社の統計データによると、同便の平均利用者数は、1日あたり150~180人で、祭日は特に利用者が多い。

同社は、12年6月に設立され、現在はヤンゴン-ミャンマーの国内線と、ヤンゴンからシンガポールとバンコクへの国際線を運行している。

元の記事を読む→ 【2014年01月20日:ミャンマー新聞

ゴールデンミャンマーエアラインズ

ついこの前まで政治的に暗黒だったミャンマーでゴールデンミャンマーエアラインズとは。苦笑) しかし聞いたことがない航空会社ですね。Wiki先生に聞いてみました。

ゴールデンミャンマーエアラインズ

Wiki先生によると、2012年に設立された格安航空会社で、就航している路線はヤンゴンからマンダレー、シンガポール、バンコクの3路線。所有する機材はエアバスの中型機A320-200を1機。へ?1機!

3路線あって国際線も運行してるのに所有機材が1機だけってありえんやろ~、と思ってゴールデンミャンマーエアラインズのサイトを見てみました。そしたら1機じゃなくて2機でした。あんまり変わんないか。笑

やっぱ1機だ!

路線図

左は同社のサイトにあった路線図です。将来はクアラルンプールと香港にも就航するみたいです。ってか、香港の位置、間違ってます。笑

ヤンゴンからバンコクって思ったより近いですね。シンガポールもこの距離だったら片道3時間くらいかな?、元記事によるとヤンゴン-マンダレー線が1日1便らしいけど機材が2機あるのになんで1便だけなのかな?などなど思いながら、同社のサイトでフライトスケジュールを見てみました。

ヤンゴンマンダレー
06:1507:30
09:2508:10
ヤンゴンシンガポール
10:1014:40
17:0515:35
ヤンゴンバンコク
18:0519:50
21:5521:10

ヤンゴンからマンダレーは1時間15分です。20年ほど前にバスで一晩かけて移動したことがありますが、飛行機だとあっという間ですね。シンガポールは予想通り3時間、バンコクは1時間15分ですからマンダレーと同じです。

しかし元記事によるとヤンゴン-マンダレー線は搭乗率が高いとのこと。そりゃ国内第1と第2の都市ですから当然でしょう。なのになんで1日1便だけなのかしら? と思ってフライトスケジュールを見ていたのですが…

え?あら?もしかして? ヤンゴンからマンダレーに行って、40分後に飛び立ってヤンゴンに戻ってきて、そーれーかーらー、次はシンガポールに行って帰ってきて、更にバンコクに行って帰ってきてるの?!

1つの機材で1日に国内線1路線と、さらに国際線2路線、国内外合わせて3往復させてるってことです! つい最近まで軍事政権やってた国なのになんて商売上手なんでしょう。笑

ちなみにチケットの値段を調べてみたのですが、ヤンゴン-バンコクで最安値が片道40ドル、高値でも60ドルでした。しかもこれ、燃油サーチャージと税金込みです。バンコク経由でヤンゴン行ってこようかな?